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こんにちは、横山です。今日は踵に入れる、飾り車のお話しを。

 通常、ドレスシューズのヒールにはギザギザ模様のローラーを転がした跡が見受けられるかと

 思いますが、このギザ模様はただの飾りではなく、アウトソールと積み上げの境目を目立たなく

 する効果があります。この模様は回転式の熱ゴテで入れていくんですが、このコテにも職人

 こだわりが詰まっています。Saionでは通常2種類のコテを靴の雰囲気に合わせて、使い分け

 ています。上の写真はべヴェルドウェスト以外の華奢な仕様ではない靴の用いているものです。

 このコテは以前職人をされていた方から譲り受けたもので40年位前から使われていたようです。

 今現在はこういった靴作りに必要な道具を作れる職人さんもいなくなってしまったようで、入手は

 困難な状況になっています。

 しかし、より華奢な(細く、細かく)コテが欲しかったので、安易な発想から、他の業種の技術者

 を組み合わせれば、より理想に近いものが作れるのではないかと思い、掛け合ってみたところ、

 幾つかの試作を重ね、完成いたしました。下の写真が、そのコテによるものなのですが、この

 コテが想像していたものより、遥かに使い易く、今ではとても重宝しています。
PICT2220.jpg
 
 これから先、こういった道具の流通はさらに減少の一途を辿る事になるかと思います。

 新しく道具を作る職人さんが育ってくれると、僕らとしてはとてもありがたい限りなのですが、

 現実的には難しいので、個々に自作の道具で靴作りに臨む体制になるかと思います。
  
 残念な事ではありますが・・・。
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