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こんばんは、横山です。今日は新パターンオーダーの靴の内部構造について、少しお話しします。

前回のブログでもお話した通り、新しいパターンオーダーではマッケイ製法を採用しています。

この製法の利点は、アッパー、中底、本底をダイレクトに縫い付ける為、返りの良い靴になります。
そして出し縫いが無いため、コバの張り出しを抑える事が可能な為、エレガントな面構えに
仕上げる事が出来ます。マッケイ製法の靴は一般的に修理が難しいと云われていますが、
1,2回はソール交換が可能です。

上の写真は新パターンオーダーの靴の内部になりますが、今回の靴では中物にコルクを採用しています。
通常ウェルトの靴では中物にフェルトを使用しているのですが、マッケイ製法の返りの良さを
生かす為、中底も薄めの革に変更しているので、今回はコルクです。

釘による手釣りの為、釣り込んだ後、中底とアッパーをからげ縫いで固定しています。

ウェルト靴と工程は異なりますが、マッケイ縫い以外はほぼ手作業の為、さほど手間は変わりません。

ちなみに靴の内部には、そのメーカーの独自のノウハウや、哲学なんかが入り込んでいるので、
修理で来た靴をバラしてみると、以外な発見があったりして結構面白いもんです。

IMGP4995.jpg

こちらはウェルトの靴です。革シャンクを装着した後、フェルトの中物を入れ、本底で蓋をします。

稀に、既製靴でもバラして見た時に感動する事があります。メーカーは内緒です。

以前、職人さんから聞いた話ですが、昔の職人さんは馴染みの修理屋さんに持ち込まれる事を
想定して、中底に「よろしく頼む」なんて事を書いていたと聞いたことがあります。ホントかどうかは
わかりませんが、今度書いてみようかな。

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